基礎講座は全部で25回で、教室でのレッスンを月に一度行ない、2年余りで修了します。学んだ内容をしっかり身につけてもらうために、1か月に1レッスンとしました。次のレッスンまでの1か月間に、テキストを読み自分自身を振り返る、テーマに関する推薦図書を読む、より深く調べる、ケーススタディなどのホームワークに取り組むことで理解が深まります。
一回のレッスンは、平均して2時間半程度です(オンラインの場合は1時間半程度)。
グループとしての特長(クループダイナミクス)を十分生かすために、講座は原則として6名から12名のグループで行います。
講座は通常、東京都福生市にあるKCC&Tのレッスン室で行います。オンラインによる講座もあります。 人数と場所が確保できれば、出張講座も可能です。
さまざまな人を対象としています。
- 自分のことをもっとよくわかりたい人、自分の行動を理解したい人、自分がよりよく変わることで自分自身や他の人、神様との関係をよりよいものにしたい人(受講生は必要なら個人的にこころのケアを受けることができます)
- 過去に縛られ、霊的に成熟できずにいるクリスチャン(感情や情動に振り回され、過去にとらわれたままでは霊的な成長が妨げられてしまいます)
- 職業柄、しばしば聞き役になり、カウンセラー的な立場になりやすい人:教会の牧師・司祭やリーダー、社会福祉関係者、教師、看護師、弁護士、警察官、整体師、美容師など
- 自分のまわりに困難を抱えている人がいて、助けたいのにどのようにしたらよいかわからない人
こころのケア基礎講座は誰にでも学べるようにつくられていますので、特別な専門知識などは必要ありません。日本語の読み書きと考えること、質問することができれば十分です。
こころのケアを習得するには時間がかかり、じっくり考えること・真剣さ・取り組む覚悟が必要です。軽い気持ちではできません。繊細で傷つきやすい人間の心を扱うものだからです。
質の高いレッスンを、なるべく低額で、できるだけ多くの方に提供できるよう次のように設定いたしました。
初回にお支払いいただく登録料 | 1,000円(返金不可) |
講座受講料(講座1回ごとに支払い) | 3,000円(学生は2,000円)オンラインは3,600円(学生2,600円) |
※受講料をお支払いいただいた際に、領収書とその回のテキストをお渡しいたします。
1. | 第1課 こころのケア入門 |
2. | 第2課 こころのケアにおける契約・倫理・落とし穴 |
3. | 第3課 交流分析:3つの自我状態 |
4. | 実践テクニック1 |
5. | 第4課 交流分析:人生脚本 |
6. | 第5課 交流分析:存在認知のストローク |
7. | 実践テクニック2 |
8. | 第6課 感情 |
9. | 第6課Ⅱ 怒りと赦し |
10. | 実践テクニック3 |
11. | 第7課Ⅰ 脳とこころのケアの関係 |
12. | 第7課Ⅱ 学習 |
13. | 第8課Ⅰ 傾聴Ⅰ |
14. | 第8課Ⅱ 傾聴Ⅱ+ロールプレイ1 |
15. | 第9課 こころのケアのための精神分析学の基礎 |
16. | 第10課Ⅰ アイデンティティ |
17. | 第10課Ⅱ 霊的アイデンティティ |
18. | 第11課 欲求と欲求不満 |
19. | 第12課Ⅰ 境界線Ⅰ |
20. | 第13課Ⅱ 境界線Ⅱ |
21. | ロールプレイ2 |
22. | 第13課Ⅰ 早期不適応的スキーマⅠ |
23. | 第13課Ⅱ 早期不適応的スキーマⅡ |
24. | 実践テクニック4 |
25. | 最終課題 |
基礎講座を修了した受講生は、こころのサポーターの資格が授与されます。
さらに専門講座(ストレスとバーンアウト、うつ、夫婦とは、DV、さまざまな虐待)を受講することができます。