こころのケアとは

こころのケアの目的は、生きていく中で人の心に生じる根本的な欲求に応えることです。苦しみを誰かに話したい、自分を理解したい、人のことも理解したい、つらい時に支えてもらいたい、人間関係をもっとよくしたい、などの思いです。

KCC&Tは、苦しみをかかえている人へのこころのケアを学ぶ講座を実施しています。
KCC&Tのこころのケア講座は、フランスのSEMINAIRES EMPREINTE(セミネール・アンプラント)によるものです。
この講座は、次の方たちが製作にあたっています。

製作者
ジャック・プジョル:牧師、精神科医、カウンセラー、ヨーロッパクリスチャンカウンセラー協会会長、著作家
コゼット・フェブリシィ:心理学博士、教育心理学者、セミネール・アンプラント代表、共著者

セミネール・アンプラントの講座は、1989年にスタートしました。以来、フランスの海外県、スイスなどヨーロッパ諸国、さらにブラジル、アフリカなどでその真価が認められ、クリスチャンに限らず一般の方のためのこころのケアのスタンダードとなっています。

KCC&Tは、ジャック・プジョル氏の承認と支持を得て、セミネール・アンプラントの講座を日本の文化に合わせて翻訳しました。

KCC&Tについて

KCC&Tは2012年6月18日、一般社団法人として代表理事の天野ダニエルにより設立されました。

法人名を「こころのケアカウンセリング&トレーニング」の頭文字をとってKCC&Tとしたのは、こころのケアカウセリングだけでなく、こころのケアを学ぶ講座も実施するためです。

KCC&Tのロゴは心という漢字をモチーフにし、傷ついた心がカウンセリングで変わっていく様子をイメージしました。小さなグレーは傷ついて暗い心、ブルーは少しだけ青空が見えるようになってきた心、グリーンは、希望が芽生えつつある心、中央のピンクは愛にあふれ豊かで温かな心を表わしています。

KCC&Tは現在、セミネール・アンプラントの認定を受けたカウンセラー2名とKCC&Tのこころのケア講座を修了したアシスタント数名で運営しています。

KCC&Tのスタッフは、実質的にほぼボランティアとして、「精神科にかかるほどではないけれどもつらい思いを抱えている人を助けたい。そのために十分な知識とテクニックを持つ人たちを養成したい」という同じ思いに駆られて活動しています。 

現代の日本は自殺者が多く、さまざまな虐待、離婚、引きこもりなども増加しています。KCC&Tは、そうした問題を予防するためにも役立つ知識を提供していきたいと考えます。

こころのケア講座

こころのケア講座には〈クリスチャンの方向け〉と〈一般の方向け〉があります。

最新情報

クリスチャン向けこころのケア基礎講座の説明会の日程が決まりました

information

2024 年11 月スタート予定の新規講座のための説明会を行います。今回はzoomでの説明会のみとなります。 zoomにて行う説明会の日程 (時間は午前10時30分から約1時間) ① 9月9日(月) ②9月 18 日(水 …

「悩めるクリスチャンへのこころのケア」を再版

information

2021年8月にいのちのことば社より出版された「悩めるクリスチャンへのこころのケア」が、2月10日に再版されました。 KCC&Tの代表理事天野ダニエルによるこの本は、クリスチャンでありながらどうして平安や喜びを感じられな …